飼い主のエゴ

2004年11月25日 ペット
昨日猫の病院に行ったら
「点滴も注射もツライだけだし、後は自宅でゆっくりさせて
あげる方がいいよ」という事実上の危篤宣言をされてしまった。
いつかは覚悟していた事だけど、やっぱり悲しく、
こんな昏睡状態でも頑張ってほしい、と思うエゴもあり、
ちょっと間をおいては、呼吸を確認したり、の時間。

昨日の夜は遅番だったので休憩中にも一度電話をし、
様子を確認。帰ってからは部屋から枕とベッドカバーを手に
にゃん太さんに寄り添って4時くらいまで寝ていた。
(その後は母に窘められて自室にて就寝)

既に今日処方されていた薬がなくなってしまったのだけど
昨日は再診料しか取られず、薬は出してもらえなかった。
一応、電話で薬だけでも慰めに出してもらえるか確認するけど
やっぱり人間のエゴなのかな〜?

そんな矢先、母が2個あるうちの猫用トイレの1個を片付け始め
姉とメールで『それって結構ヒドイ仕打ちだわ』とやり取り。
万が一死ぬような事があれば、
我が家は歴代ペットは畑に埋葬してるのだけど、
『雪がたくさん降ってからだと可哀想だから、
雪が積もる前に埋めてあげたい』とお母さんは言っていた。
労力なんかを考えるとわかる気もするけど
なんだかそんな会話をしているのも不謹慎なのかもね。

今回に限り、火葬してお骨をそばにおいておきたい気もするけど
あんなに小さかったら無理なのかしら?
そして、そんな事を考えてる私。

死んだ事を考えて、心の整理をしている、今から、
という風にも言えるけど、
ツライ思いをしているのなら楽にさせてあげたいけど
悲しい思いを先延ばししたいから頑張ってほしい

エゴだよねぇ〜〜〜
でも、そんなもんです。

話は飛びますが
新聞で読んだ、人間の病気に対しての告知、について
両親の話を聞いた。
今や3人家族、姉は本州に嫁いでるので
近い将来何かあれば、実家にいる私に
そーゆー話があるかもしれない。
父との会話で『多分、私黙ってられないかもしれない』
と言ったら『黙ってるのは大変だからな〜』と。

それでなくとも、言うことによって
ストレスや気分の悪い事をスッキリさせる傾向のある私。
そこもってきて涙腺緩かったら難しいものがあるよな〜

にゃん太さん、
病院で先生に言われた時は泣いてしまったけど
その後は泣くのを堪えてるよ。
もうしばらくにゃん太の鳴き声を聞いてない。
お布団に潜り込んでくる事もない。
寝ながらにゃん太の肉球が顔に触れる事もない。
そんな事は無理かもしれないけど、
もう少しだけ一緒におうちにいてね。
旅立つ時は、お見送りさせてね。
うちに来た時は、お迎えにいったんだから。
最初と最後は、ちゃんと見ていたい。

うちに来てよかったよ〜〜〜と思ってほしいなぁぁ・・・

コメント